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防水工事の流れ
シーリング工事には、既存のシーリング材を全て撤去して新しいシーリング材を充填する「打ち替え」と、
既存のシーリング材の上からシーリング材を足して打つ「打ち増し」の2つの方法があります。
窯業系サイディング壁の場合
既存コーキングの撤去
カッターなどで既存のシーリング材に切り込みを入れ、サイディングに接着している部分から綺麗に取り除きます。
マスキング・養生
シーリング材を充填する部分に沿って、マスキングテープで養生をします。
目地以外の部分に付着せずシーリングが綺麗に仕上がるように、しっかり抑えながら養生テープを貼ります。プライマー塗布
シーリング材の密着を良くするために密着プライマーを塗布します。
プライマーを塗布しないとコーキング材の密着が良くないため、短期間で剥がれたりする場合があります。ボンドブレーカーバックアップ材
バックアップ材や、ボンドブレーカーというテープを底面に貼り付けます(必要に応じて使用します)。
サイディング壁のシーリングは二面接着なので、目地の底面にシーリング材が接着しないようにするために使用します。シーリング材充填
専用のコーキングガンを使用し、シーリング材を充填します。
ヘラ押さえ
シーリング材の中に気泡が入らないように、ヘラを使って押さえていきます。
養生テープ剥がし・乾燥
シーリング材が乾く前に養生テープを剥がします。
シーリング材の乾燥時間を十分に取ってから、塗装工程へと移ります。
ALC壁の場合
プライマー塗布
シーリング材の密着を良くするために密着プライマーを塗布します。
シーリング材充填
専用のコーキングガンを使用し、シーリング材を充填します。
ヘラ押さえ
シーリング材の中に気泡が入らないように、ヘラを使って押さえていきます。
完成
シーリング材の乾燥時間を十分に取ってから、塗装工程へと移ります。
コーキングの種類
シーリングには大きく分けて2種類あります。
1成分系と2成分系です。
1成分系は、空気中(湿気・酸素・乾燥)で自然と乾燥するタイプです。
2成分系は、硬化剤などを混ぜて、反応硬化するタイプです。